■ 序章:「中道右派」では説明できない離脱劇
自民党総裁が高市早苗になった瞬間、連立解消を決断した公明党。
表向きの理由は「政治とカネ」というものだった。
しかし、石破辞任表明早々に公明斉藤代表が「連立政権を組むなら保守中道路線」と発言し、高市早苗にNOを突きつけてた。理由が本当に「政治とカネ」なら高市早苗に限った話ではない。それでは、何故、高市早苗だけ受け入れられないのか。その背景は。
第1章:背景にある「政治とカネ」問題
高市政権誕生直前、公明党は「政治とカネ」を理由に連立離脱を示唆した。
しかし、裏金問題で批判を浴びたのはむしろ自党(公明党)側でもある。
現代ビジネスの記事によれば、公明党は裏金議員の支援に回ったことで、
創価学会内部でも不満が噴出、支持母体創価学会の士気が大きく低下していた。
(参考:現代ビジネス 公明党の連立離脱報道)
「政治とカネ」を理由に掲げたのは、
実際には 創価学会側の信者離れ・票離れを抑えるための“方便” だったとみられる。
第2章:高市早苗=「麻生陣営」の象徴
ここで重要なのが、高市=麻生陣営の代表という点だ。
麻生太郎はかねてより公明党を「ガン」だと発言していた人物。
創価学会との距離を取りたい保守本流の代表格であり、
公明党側も「麻生=高市ライン」とは距離を置く以外に選択肢がなかった。
高市が総裁になった瞬間に連立離脱を決めた背景には、
「麻生主導の右派政権が誕生する」という危機感があったとみられる。
麻生氏は24日に福岡市内で講演し、2022年末に閣議決定した安全保障関連3文書への公明党の対応を批判した。山口氏や石井啓一幹事長ら党幹部や支持母体の創価学会を「一番動かなかった。がんだった」と表現した。 麻生氏は「北朝鮮からどんどんミサイルが飛んでくる。公明党は専守防衛に反するという理由で反対。現実をよく見てみろ」と語った。「ウクライナみたいに日本が戦場になると言い続け、納得するというかたちになった」と指摘した。
参考:
日経新聞「麻生氏、公明幹部批判 安保文書巡り「がん」発言」
第3章:本当の焦点は「集票力の低下」
- 信者の高齢化と組織票の減少
- 池田大作死去による象徴的弱体化
- 集票装置としての機能低下
連立離脱の最大要因は、
公明党・創価学会がもはや“勝てる宗教政党”ではなくなったという現実だ。
地方選挙でも自民候補を当選させられず、支持層の高齢化も進む。
そのなかで「高市政権支持」を表明すれば、
創価学会員の離反が一層加速するリスクがあった。
創価学会は、自民党との連立を「信者を守る手段」として続けてきた。
しかしその手段が信者を減らす結果になった──それが現在の構図だ。
参考:
読売新聞「歴史的惨敗の公明党、学会員の高齢化などで集票力低下」
結章:離脱は「高市早苗=麻生陣営とは連立が出来ないから」
| 見方 | 内容 |
|---|---|
| 表向き | 「政治とカネ」──先の衆院選で裏金議員、西村康稔や萩生田光一を支援してたことへの批判があったと言われてる。その影響で選挙に勝てないというのは表向き。 |
| 裏事情 | 「右派中道でなければ連立できない」=高市早苗は過去にネオナチとまで呼ばれてた人物。親イスラエル親ユダヤの創価学会が高市早苗をNGとしてるとも見えたが、それはあくまで総裁選で自民党へ高市が総裁なら連立せざる得ないとのいうメッセージであった。高市にしても少数与党で頭数合わせで協力してくれる分には文句がないはずなので、公明党創価学会が麻生陣営とは協力が出来ないというのが本音であろう。 |
公明党は前々から「高市であれば連立維持出来ない」と見ていた節があり、
今回の離脱は事前に描かれていた政治シナリオの完成形と見ることができる。
今後のシナリオ
- 高市総裁 × 公明排除
- 維新との連立シナリオが急浮上
- 政策面で高市は総裁選出馬会見で「防衛力強化」を連呼してた。
- 麻生太郎は昔から勝共推進議員であり統一教会に操られてる人物。
- 歴代総理に同じく米国から武器を爆買いすることが容易に予想される。
- 公明党・創価学会の弱体化加速
- 組織票の力は減退
- 政治的影響力の「再定義」が求められる