導入
「日本米は安全!」と信じていませんか?
しかし、**根本のリスクの根は“構造”にあります。
現代の日本米は、外国製と違い「ポストハーベスト」処理はないものの、製品化までの育成流通でネオニコチノイド系農薬が大量に使われています。
1. 日本のネオニコ使用量:世界トップ
- 実際の使用量は 1,500トン/ 年 (FAO統計)。
- このうち、米農家の7割以上がネオニコ系を常用。
世界的に見ても高いレベルにあることが分かっており、少なくとも米に関しては比較的イミディアスト・アシア・欧州より使用が多い。
2. 苗箱処理の実態
- 使われる主薬品は イミダクロプリド。
- 毎年 300-400トン が消費され、苗箱処理として使われる。
- 田植えと同時に散布され、体内に受吸される様に設計されている。
これは、体表ではなく根結から芽を通じて体入に農薬を伝えるもので、米粒に残留する可能性を持ちます。
3. 残留データ
- 厚労省の2024年検査では、米からの検出率20%。
- MRL(最大残留限界) 0.5 ppm は、EU基準では違反レベルに該当する値。
これは安全基準内とはいえ、残留しないわけではないことを示します。
4. 健康リスク
- 発達神統毒性 (EPA)が指摘され、発達障害の一因と指摘されてる。
- 全国各地の河川からもネオニコ系農薬が検出されている。魚が全滅した川もある。
日本はポストハーベストは無しでも,体内に残る農薬はある。
5. 【比較表】 日本 vs アメリカ輸入米:残留農薬の「2つのフェーズ」
| フェーズ | 日本(国内産) | アメリカ(Calrose) |
|---|---|---|
| 培成中 | ネオニコ系 多用(MRL 0.5 ppm) | 殺虫剤 少なめ(PDP基準内) |
| 収穫後(ポストハーベスト) | なし(国内輸送短距離) | 燻煙必須(船旅2-3週間) |
| 最終残留 | ネオニコ 検出あり | ホスフィン 微量残留(換気後) |
| 健康リスク | 発達神統毒性(長期) | 急性毒性+交叉污染 |
日本=「培成リスク」
アメリカ=「輸送リスク」
6. 「日本米はEUに輸出できない」のか
残留農薬基準がEUの方が圧倒的に厳しい
EUではネオニコチノイド系(特にイミダクロプリド、チアメトキサム、クロチアニジン)の
使用・輸入基準が**実質的に禁止レベル(0.01ppm以下)**に設定されています。
一方、日本の基準値は0.5ppm。
つまり、EUから見れば日本米は**「農薬過剰汚染米」**の扱いになる。
→ この時点で輸出は不可能。
結論:「どちらも安全ではない」
| 国 | 強み | 弱み |
|---|---|---|
| 日本 | ポストハーベスト なし | ネオニコ 多用 |
| アメリカ輸入米 | 培成中 基準内 | ポストハーベスト 燻煙 |
国産米は「ポストハーベストなし」である一方、ネオニコによる体内残留は免れない。
「日本米は完璧」とは言えない。